プレミアムフライデーを早急に第2金曜日へ変更できないか

やってみなければ、どれだけの会社が導入するのか、どんな効果があるのか、はわかりません。
しかし、どうしても定着するとは思えません。それは、政府がやることは何でも反対ではありません。
どうせやるなら、プレミアムフライデーを早急に第2金曜日へ変更できないでしょうか。

最大の目的が消費拡大ならば、給料日後の金曜日にしたい、という気持ちはわからなくもありません。
土曜日、日曜日との連休に合わせて、金曜日も早く帰れれば、より消費の選択肢が広がるからです。
しかし、同時に、給料日後の金曜日は月末で忙しいのも確かです。どのような良い試みでも、普及、定着しなければ意味はありません。

多くの民間企業は、月末に一つの区切りを設けます。その区切りにより良い結果を残したいので、従業員の多くは忙しくなります。
2月はまだ影響は少ないですが、四半期末である3月、6月、9月(12月は年末休みの時期)は忙しくなるでしょう。
今年のカレンダーで見ると、3月31日(金)、6月30日(金)、9月29日(金)、12月29日(金)(年末休みの時期)と図ったように、金曜日が月末の日になっています。4月も28日(金)で土日を除けば月末です。
土日が休みなら月曜日が月末の日の場合もあります。7月28日(金)、10月28日(金)です。土日を除けば、31日(月)しかありません。
このような状態では、せっかくプレミアムフライデーが設定されても仕事に励む人が多くなるのは仕方がありません。プレミアムフライデーが普及、定着するのは難しいのではないでしょうか。

プレミアムフライデーの目的は消費拡大だけではなく、働き方改革に向けて、仕事を見直す機会を提供することでもあります。

なんとか、別の週に変えることはできないでしょうか。
月末が難しいなら、月初はどうでしょうか。
月初も難しいでしょう。1月は年始に絡まり、4月は新しい年度の始めで慌ただしく、5月はゴールデンウィークが絡まります。
早期に月次決算を出さなくてはならない企業なら、経理関係者は月初が忙しいでしょう。
ならば、第2週でも良いではないでしょうか。

今回やったことはもはや仕方がありません。
来月のプレミアムフライデーは、3月31日(金)です。年度末です。このままでは、とても普及、定着するとは思えません。

プレミアムフライデーを普及、定着させたいのであれば、早急に変更する必要があるでしょう。

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