2016-10

組織風土改革

量の拡大は安易な問題設定を生じて組織硬直化へ導く

なぜ日本人は「問題解決」を常に考えようとするのでしょうか。 書店に行くと、「問題解決」の本が多く並んでいます。 それだけ売れるのでしょう。 日本人は「問題解決」を常に考えようとしていることを証明しています。 テレビを見てもクイズ番組が数...

頑張らせると、「質の向上」よりも「量の拡大」を指向する

前の記事「日本企業は組織硬直化しやすい組織構造がある (」で「組織構成員を頑張らせると、「質の向上」よりも「量の拡大」を指向する傾向が強くなるからです。」と書きました。 そのことについて説明します。 改めて考えると、「頑張る」ってどのよう...
組織風土改革

日本企業は組織硬直化しやすい組織構造がある

なぜ日本企業は組織硬直化しやすいのでしょうか。 反対に欧米企業は組織硬直化しにくいのでしょうか。 欧米企業の組織実態は知りません。 しかし、組織構造的に見ると、日本企業が組織硬直化しやすいと言えるでしょう。 日本型経営の三種の神器を使って...
組織風土改革

日本企業の創造性欠如は、組織硬直化をはじめとした組織問題

2016年のノーベル医学・生理学賞に大隈良典・東京工業大学栄誉教授が受賞されました。 たんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した実績が評価されての受賞だそうです。 日本人として、本当に誇りに思います。 心からお...
組織風土改革

なぜ組織硬直化が進行すると情報取得能力が低下するのか

新しい変化が生じると、従来のやり方で進めていた業務に問題が生じます。 この新しい変化は、財を提供しようとする相手の消費者側の変化もありますし、技術の進化、パートナー企業の発達等の提供者側の変化もあります。 多くの場合、提供者は一人で全ての...
組織風土改革

経営者自身が組織硬直化に立ち向かわなければ好転しない

組織硬直化は慢性疾患です 急性疾患なら、症状が出て、誰もが問題があると分かります。 しかし、慢性疾患はなかなか症状が出ません。 例えは悪いが、人間ドックに入って、詳細に検査したはずなのに、わかりにくい病気があります。症状が明確になった時は...
組織風土改革

組織にとって「勝ち過ぎ」は、幸運の衣を被った毒である

「なぜ組織硬直化が進行するのか()」で「成功体験が組織行動原理を形成します」と書きました。 前回の「成功体験が組織行動原理を形成する()」で、その形成過程を説明しました。 今回は、成功体験の中でも「勝ち過ぎ」の怖さについて説明します。 組織...
組織風土改革

成功体験が組織行動原理を形成する

前の記事「なぜ組織硬直化が進行するのか()」で「成功体験が組織行動原理を形成します」と書きました。 今回は、その形成過程について説明します。 成功を勝ち取るには、成功を勝ち取るだけの理由がありました。 具体的には、スキル水準であったり、臨...
組織風土改革

なぜ組織硬直化が進行するのか

なぜ組織硬直化が進行するのでしょうか。 まず、はじめにビジネスと組織との関係について考えてみましょう。 ビジネスは自分の得意な分野で人を喜ばせることです。 ただし、個人でやろうとすれば、限界があります。 人を、消費者をもっと喜ばせようとす...
組織風土改革

組織硬直化とは何か

組織硬直化とは、組織目的を達成するため、新しい価値の提供をしたり、環境変化に対応したりする際に、組織のパフォーマンスが十分に発揮できない現象です。組織が機能不全に陥る、組織が形骸化するなどとも使われます。 体が柔軟な人は体を色々な形にする...
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